膝が痛いときにやってはいけないマッサージとNG姿勢

「膝が痛いとき、どうしたらいいかわからない」 「マッサージしたほうがいいの？それとも休むべき？」 そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。 実は膝が痛いときにやってはいけないことは 意外と知られていません。 間違ったケアや姿勢を続けると、症状を悪化させてしまうことも。 この記事では、膝が痛いときに避けるべき行動と、 正しい対処法について解説いたします。

膝が痛いときにやってはいけないことは？

強くもみすぎるマッサージ

膝が痛いとき、無意識に手で押したり、 マッサージでほぐそうとする方が多いです。 しかし、炎症を起こしている状態で強い刺激を与えると、 さらに炎症が悪化する恐れがあります。 痛みがある部分には、血管や神経が集中しているため、 過剰な刺激は逆効果となることが多いのです。 特に、熱感や腫れがある場合は絶対に避けましょう。

ストレッチのしすぎ

柔軟性を高めるためにストレッチを行う方もいますが、 膝に痛みがあるときは注意が必要です。 無理に膝を伸ばしたり曲げたりすると、 関節周囲の組織を痛めてしまうリスクがあります。 ストレッチを行う場合は、痛みがない範囲で “気持ちいい程度”にとどめることが大切です。

我慢して動き続ける

「少し痛いけど動かしていれば治るかも」と 無理に家事や運動を続けてしまうケースも多いです。 しかし、痛みは体からのサインです。 関節や筋肉が限界を迎えている状態を示しています。 そのサインを無視すると、軟骨や靭帯に負担がかかり、 慢性的な膝痛につながる可能性があります。

膝が痛いときにやってはいけない“姿勢”とは？

長時間の正座やあぐら

正座やあぐらは膝を深く曲げる姿勢です。 特に痛みがあるときにこの姿勢を続けると、 関節内の圧力が上がり炎症が悪化します。 血流も滞りやすく、痛みやむくみを助長する原因にもなります。 膝が痛いときは、できるだけ膝をまっすぐ伸ばす リラックスした姿勢を心がけましょう。

立ちっぱなし・座りっぱなし

立ちっぱなしや座りっぱなしも膝への負担が大きくなります。 一定の姿勢を続けることで、 膝周囲の筋肉が硬くなり、関節の動きが制限されてしまうためです。 30分に一度は体を動かしたり、 足を伸ばすなど軽い動きを取り入れると良いでしょう。

膝を内側に入れた立ち方

女性に多いのが、膝を内側に入れて立つ癖です。 見た目には綺麗に見えても、 膝関節にねじれが生じ、痛みの原因になります。 足の裏全体でバランスよく立ち、 膝とつま先の方向をそろえることがポイントです。

痛みが出たときの正しい対処法

① 痛みが強いときは“冷やす”

熱感や腫れがある場合は、まず冷却を行いましょう。 アイスパックや冷たいタオルを膝に当て、 10〜15分を目安に冷やすことで炎症が落ち着きます。 ただし、冷やしすぎには注意してください。

② 痛みが落ち着いたら“温めて血流改善”

炎症が収まった後は、 温めて血行を促進することで回復が早まります。 入浴や温湿布などで膝周りをじんわり温めるのがおすすめです。 血流が良くなることで、筋肉の緊張も緩みやすくなります。

③ 専門家に相談する

自己判断でのマッサージやストレッチは避け、 痛みが続く場合は整体や整形外科など、 専門家に相談することをおすすめします。 特に、美容整体では筋膜や骨格のバランスを整え、 膝への負担を軽減するアプローチを行うことが可能です。 原因を見極めて正しくケアすることで、 再発を防ぎながら快適な体を取り戻せます。

まとめ｜膝の痛みは“優しく向き合う”ことが大切

膝が痛いときにやってはいけないことは、 「無理をする」「強く押す」「我慢する」この3つです。 膝の痛みは、体からのSOSサイン。 正しいケアを行えば、多くの場合改善していきます。 焦らず、自分の体をいたわりながら回復を目指しましょう。 当庵では、膝の痛みの原因を一人ひとりに合わせて分析し、 根本改善に向けた施術を行っております。