【整体師解説】なぜ肩こりが治らない?筋トレが必要な“3つの根拠”

query_builder 2025/11/19
美容整体 姿勢改善
ブログ

【整体師解説】なぜ肩こりが治らない?
筋トレが必要な“3つの根拠”

執筆者:江原 正喜

保有資格:理学療法士 / 職業:美容整体師

整形外科リハビリと整体サロンの両現場で、
肩こり・頭痛・姿勢不良のケアに携わってきました。

肩こりがひどくて整体にも行っているのに、
しばらくするとまた戻ってしまう…」
そんなお悩みはありませんか。

マッサージや整体で一時的に楽になっても、
何度もぶり返してしまう肩こりには、
実は肩こりと筋トレが深く関係しています。

このブログでは、
「なぜほぐしても肩こりが治らないのか」、
「なぜ筋トレが必要なのか」
を理学療法士の視点から分かりやすく解説いたします。

読み終えるころには、
肩こり改善に向けて
どんな筋トレをどのくらい取り入れればよいかが
具体的にイメージできる状態を目指します。

なぜ肩こりが治らない?
「ほぐすだけ」では限界がある理由

まずお伝えしたいのは、
肩こりは「その場でほぐすだけ」では
根本改善しにくいということです。

こり固まった筋肉をゆるめること自体は、
とても大切なケアです。
ただし、 同じ姿勢・同じ使い方が続く限り、
筋肉は必ずまた硬くなります。

肩こりが戻ってしまう主な原因
  • デスクワークで長時間同じ姿勢が続く
  • スマホ時間が長く、頭が前に出ている
  • 猫背・反り腰などで頭を支える筋肉に負担が集中
  • 運動不足で「支える筋肉」が弱い

この中でも特に見落とされがちなのが、
「支える筋肉」の弱さです。
ここに肩こりと筋トレ
結びつける重要なポイントがあります。

肩こりに筋トレが必要な3つの根拠

① 肩や背中の筋肉が“頭の重さ”を支えられていない

頭の重さは約4〜6kgと言われます。
ボウリングの玉ひとつ分ほどの重さを、
首や肩の筋肉が一日中支えています。

猫背やスマホ首になると、
頭が前にずれるため、
肩まわりの筋肉には通常以上の負担がかかります。

ここで「筋力」が不足していると、
筋肉は常に限界ギリギリで
頭を支え続けなければならず、
その結果として強い肩こりが生じます。

つまり、 姿勢を支える筋力を付けない限り、
どれだけほぐしてもすぐに限界に達してしまう
のです。

② 筋トレは“血流ポンプ”を強くし、こりをためにくくする

筋肉は、血液を全身に送る
「第二の心臓」のような役割も担っています。

肩や背中の筋肉が弱いと、
血液やリンパの流れが滞り、
老廃物や疲労物質が溜まりやすくなります。

そこで軽い肩こり向けの筋トレを行うと、
筋肉がポンプのように動き、
こりの原因物質が流れやすくなります。

「肩こり=ストレッチ」だけでなく、
「筋トレで血流を巡らせる」という視点が、
再発予防には欠かせません。

③ 筋トレは“神経の過敏さ”をリセットする

肩こりが長く続くと、
脳や神経が「痛み」に過敏になります。

軽い刺激でも「つらい」と感じやすくなり、
実際の筋肉の状態以上に
不快感が増してしまうことがあります。

適切な筋トレは、
「体を動かす感覚」を神経に再教育する
働きがあります。

動かす→血流が良くなる→
「意外と動かせる」という成功体験が増えることで、
脳が安心し、
痛みの感じ方が穏やかになる方も多くいらっしゃいます。

今日からできる!
肩こり改善におすすめの筋トレ

ここからは、
ご自宅でできる簡単な 肩こり向け筋トレ を紹介いたします。
いずれも「軽く疲れる程度」が目安です。

① タオルで背中寄せトレーニング

  1. 両手でタオルの端を持ち、胸の前でピンと張ります。
  2. 息を吐きながら、タオルを横に引っ張ります。
  3. 肩甲骨を背中の中心に寄せるイメージで3秒キープ。
  4. 力を抜いて元に戻す、を10回繰り返します。

背中の筋肉(肩甲骨まわり)を鍛え、
頭と肩を支える土台を強くする筋トレです。

② 壁を使った“胸ひらき”プッシュ

  1. 壁に両手をつき、一歩うしろに下がります。
  2. 軽く腕立て伏せのように、肘を曲げて胸を近づけます。
  3. 胸の前がじんわり使われる感覚を意識しながら、10回。

前に丸まりがちな胸の筋肉を、
「伸ばしながら使う」ことで、
巻き肩と肩こりの両方にアプローチできます。

③ 立ったままOKの“肩すくめ筋トレ”

  1. 息を吸いながら、肩をできるだけ耳に近づけます。
  2. 2秒キープして、ストンと一気に力を抜きます。
  3. これを10〜15回繰り返します。

首の付け根〜肩にかけての筋肉を、
「ギュッ→ゆるむ」のリズムで動かすことで、
血流を一気に促します。

肩こり筋トレのコツ
  • 痛みが強い日は無理をしない
  • 回数より「毎日少しずつ」を優先する
  • 呼吸は止めず、吐くときに力を入れる

筋トレより先に受診すべき
“危険な肩こりサイン”

ここまで 肩こりと筋トレ の関係をお伝えしましたが、
中には自己判断で筋トレを始めず、
先に医療機関の受診をおすすめしたいケースもあります。

こんな症状がある場合は医療機関へ
  • 肩こりと一緒に、腕や手に強いしびれが出る
  • 力が入りにくく、物を落としやすい
  • 安静にしていてもズキズキと痛みが続く
  • 胸の痛みや息苦しさを伴う
  • 発熱・頭痛・めまいを伴う肩〜首の痛み

こうした症状は、
頚椎のトラブルや内科疾患などが
隠れている可能性もあります。
少しでも違和感があれば、
まず整形外科やかかりつけ医にご相談ください。

整体と筋トレを組み合わせるメリット

整体では、
筋肉や関節、姿勢のバランスを整えながら、
「動かしやすい体」をつくっていきます。

そのうえで、 肩こり向けの筋トレ を取り入れると、
次のようなメリットが期待できます。

  • 正しい姿勢をキープしやすくなる
  • 肩こりが“戻りにくい体”に近づく
  • 自分でコンディションを整える力がつく

サロンでは、
日常の仕事量や生活リズムに合わせて、
「この方ならこの回数・この強度」という形で
パーソナライズした筋トレ提案を行うことが多いです。

ご自身だけで頑張るのではなく、
専門家と二人三脚で「続けられる筋トレ」を
見つけていくことが、
肩こり改善の近道だと感じています。

まとめ|“ほぐすだけ卒業”で肩こりと向き合う

肩こりがなかなか良くならない背景には、
「支える筋肉の弱さ」
「血流ポンプとしての働き不足」
「神経の過敏さ」といった要素があります。

だからこそ、 ほぐすケア+やさしい筋トレ
両方を取り入れることが大切です。

いきなりハードに行う必要はありません。
1日3分でも、続けていくことで、
肩こりの「戻り方」が少しずつ変わっていきます。

「何からやればいいか分からない」
という方は、
まずは今回ご紹介した3つの筋トレのうち、
どれか1つだけで構いませんので
今日から取り入れてみてください。

💬 肩こり・筋トレの相談をしたい方へ

「自分の肩こりに合った筋トレを知りたい」
「整体と運動を組み合わせて改善したい」
という方は、公式LINEで個別にご相談いただけます。


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整体庵 実野莉

住所:埼玉県秩父郡東秩父村奥沢291

電話番号:080-1222-5028

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